宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/29 11:30 更新 太陽風は300km/秒台後半と穏やかで、磁気圏も静穏です。 担当 篠原 SOHO衛星は電波の受信が難しくなるKeyholeに入っています。 それに合わせてEITカメラはメンテナンスを始めていて、来週の半ばくらいまでお休みです。 代わりに、STEREO BehindのEUVI195コロナ写真を掲載します。 地球よりも、5日分先の太陽を見ています。 すると、全体的に活動的な領域は見られません。 東の端に明るい領域が見えるくらいです。 この部分が上がってくるまで、これからしばらく太陽は無黒点になりそうです。 また、北東(左上)には、コロナホールの暗い領域が見えています。 次の太陽風の乱れは、この領域によってもたらされるでしょう。 STEREO Behindでまだこの位置ですから、地球へ影響がやってくるのは10日近く先のことでしょう。 SOHOの可視光カメラで見ると、1041黒点群はまた少し小さくなっているようです。 X線の目立った変化もなく、穏やかです。 太陽風は、昨夜になって速度が若干上昇し、330km/秒から380km/秒に上がりました。 今朝になって下がり始め、現在は350km/秒ほどです。 27日周期の図で見ると、低速風の範囲での小幅な変化であることがよく分かります。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な強さで安定しています。 南北成分が南向きに振れたりして、AE指数で200nTほどの小さな変化をもたらしていますが、 基本的には、太陽風も磁気圏もとても穏やかです。 現在の静かな状態は、来週一杯くらいつづきそうです。 27日周期の図では、やっと前周期の太陽風速度の高まりが見えてきました。 回帰は2月7-8日くらいと見込まれます。 STEREO Behindによる太陽コロナ。地球よりも5日ほど先の太陽を見ています。 (c) NASA SOHOによる太陽可視光写真。1041黒点群は小さくなっています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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