宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/25 14:06 更新 太陽風は低速ですが、磁場が南寄りのため小規模のオーロラ活動が発生しています。 担当 篠原 太陽には、1041(南東・左下側)、1042(北西・右上側)と2つの黒点群が見えています。 どちらも活動は落ち着いていて、 X線のグラフは小さくBクラスの中で変動している程度です。 とはいえ、SOHO EIT195のコロナ写真を見ると、 1041黒点群の磁力線に沿ったコロナの輝きが雄大な姿を見せています。 (地球の大きさをイメージしてください) 現在のところ、これらの黒点群がフレアを起こす可能性は、 だいぶ下がっているようです。 太陽風は、速度360km/秒と低速風で安定しています。 磁場強度は、5nTから4nTに少し下がっているようです。 昨日のニュースの頃もそうでしたが、磁場の南北成分が、ずっと南に向いていて、 その影響で小規模のオーロラ活動が連続的に見られました。 AE指数では、2回ほど500nT規模の変化も見えています。 そして、今日の朝くらいに南向きが終わり、0nTを変動するようになっています。 このままだと、この後のオーロラ活動は弱まるでしょう。 太陽風は、このまま低速風が当分の間続くと予想されます。 SOHO EIT195による太陽コロナ。25日14時(世界時25日5時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1041黒点群と、1042黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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