宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/24 10:20 更新 太陽風は低速風になりました(340km/秒)。太陽の活動も落ち着いています。 担当 篠原 太陽風の速度はゆっくりと下がって、340km/秒になっています。 すっかり低速太陽風になりました。 磁場強度は、5nTと平均的な強さを保っています。 面白いことに、磁場の南北成分が長い時間南を向いています。 その影響でしょう、オーロラの活動を示すAE指数も、 小さな変化が長い時間見られています。 太陽風は、このまま低速状態が当分続くことになりそうです。 27日周期の図では、前周期の速度のグラフはずっと300km/秒を割った状態です。 SOHO EIT195の太陽コロナにも、コロナホールは見られません。 昨日は、静止衛星(GOES)の高エネルギー電子のグラフが、久しぶりに増加しました。 といっても、10^1と、全く問題のない非常に低いレベルの変化です。 (問題になるのは、10^4くらいです) それでも、1カ月ぶりの上昇です。 太陽は、Bクラスの小さな変動が続いていますが、目立ったフレア活動は起きていません。 (2カ月前までは、このレベルでも話題になるような活動だったのですが) 新しく現れた1042黒点群も、黒点としては広がっていますが、活動は落ち着いているようです。 1041黒点群とともに、引き続き小中規模のフレアに注意が必要です。 SOHO EIT195による太陽コロナ。24日10時(世界時24日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。2つの黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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