宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/22 08:27 更新 1041黒点群は活動が弱まっています。やや高速の太陽風が続き、オーロラ活動も発生しています。 2010/ 1/22 11:00 追加 今日の太陽の可視光写真 担当 篠原 1041黒点群は、一息ついてしまったのか、顔を出した途端にフレア活動が弱まりました。 昨日のニュース以降は目立ったフレアはなく、Bクラスの小さな変動が起こっただけです。 それでも、STEREO Behindの動画を見ると、 この黒点群が小刻みに活動を続けていることが分かります。 黒点群が一休みの後に再び活発化することはよくありますので、引き続き注目してください。 SOHOの可視光写真が更新されていないので、今日は磁場の写真を掲載します。 黒点そのものは分かりませんが、おおまかに1041群の規模を見ることができます。 太陽風は、速度が一旦400km/秒近くに下がりましたが、 その後戻して、450km/秒とやや高速の状態が続いています。 一方、磁場強度は5nTほどで安定しており、 この様子では、高速風はもうしばらく続きそうです。 小規模のオーロラも続いています。 AE指数では、200〜300nTくらいの変動が連続して発生しています。 北極では、激しくはありませんが、長い時間オーロラを楽しめたのではないでしょうか。 27日周期の図を見ると、前周期は12月26-27日と太陽風の速度がやや高まった変化をしています。 この様子を考えると、今周期も明日の23日くらいまでは高速風が続くかもしれません。 発生源のコロナホールが既に西に消えていったことを考えると、 それ以上に長く続くことはなさそうです。 2010/ 1/22 11:00 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります SOHO MDIの可視光写真が更新されましたので、追加で掲載します。 今朝の太陽です。 1041黒点群の姿をしっかりと見ることができます。 今後の活動はどうなるでしょうか。 SOHO EIT195による太陽コロナ。21日21時半(世界時21日12時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO MDIによる太陽磁場の様子。1041黒点群のN極が白く、S極が黒に見えている。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC 2010/ 1/22 11:00 追加 SOHOによる太陽の可視光写真。南東(左下)に1041黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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