宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/20 09:06 更新 太陽の東端から新しく見えてきた活動領域で、中規模フレアが2回発生しました。 担当 篠原 太陽で中小規模のフレアが連続的に発生しています。 昨日のニュースでお知らせした昨日朝のC4.9のフレアに続いて、 昨日の夕方頃から、中小規模のフレアが7回発生しています(NOAAの集計)。 そのうち、Mクラスの中規模フレアは、 19日22時(世界時19日13時)にM2.3、 50日5時半(世界時19日20時半)にM1.7、 と2回発生しています。 発生箇所は、STEREO Behindで見えていた、 太陽の東端からこちらに回りつつある新しい活動領域です。 まだ、全体が見えていない段階でのM1〜2クラスのフレアなので、 本当の活動規模はもう一段大きかったと考えられます。 これからこちら側に回ってくるので、今後の活動に注意が必要です。 この領域は、12月末から今月初めにかけて1039黒点群として見えていた場所の様です。 現在のSOHOの写真では、まだ活動領域の姿は見えていません。 そろそろ顔を出すと思いますので、こちらの写真にも注目してください。 太陽風は、低速風のまま安定しています。 現在の速度は330km/秒です。 昨日、やや強まって見えた磁場強度は、すぐに下がってしまい、 3nTとやや弱い状態が続いています。 27日前の前周期に小さな速度の変化が見えたのが、ちょうど今日に当たるのですが、 今周期も目立った変化は見られないまま推移するのでしょうか。 太陽風が低速のため、磁気圏のオーロラ活動も静穏です。 このままだと、当分の間磁気圏も穏やかな状態が続きそうです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。20日9時(世界時20日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) STEREO Behindによる太陽コロナ。活動領域でM2.3フレアが発生した時の写真です。 (c) NASA SOHOによる、太陽可視光写真。新しい活動領域の様子はまだ見えません。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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