宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/18 14:36 更新 1040黒点群が没しつつあります。太陽風は低速で、穏やかです。 担当 篠原 1040黒点群が、太陽の西の端に没しつつあります。 EIT195の写真では、黒点群から立ち上がるコロナの明るい筋が 迫力のある姿を見せています。 X線のグラフでは、今朝、18日7時(世界時17日22時)に、 C2の小規模のフレアが観測されています。 はっきりしないのですが、EIT195を見ると、1040黒点群で起きたのかもしれません。 一方、STEREO Behindによると、太陽の東端の向こう側の南半球に、 活発に活動している領域があるようです。 SOHO EIT195でも、南東端(左下)に光の筋が小さく顔を出しています。 そこで発生したフレアによるCMEが、とても淡いですが、SOHO LASCO C3で撮影されています。 (掲載の写真では左側に淡く飛び出しています) こちら側へ回ってくるには、もう数日かかりそうです。 注目してください。 太陽風は、速度330〜350km/秒と低速で安定しています。 磁場強度も3〜4nTとやや弱めで、北向き傾向であることも重なって、 磁気圏のオーロラ活動はたいへん穏やかです。 こちらは、明日くらいから速度の変化がやって来る可能性があります。 コロナホールは、次第に西側へ移動し、影響到来のタイミングが近づいていることを示しています。 今回は、どのような太陽風がやってくるでしょうか。 速度の上昇に先立って、磁場強度が強まり、南向き傾向になると オーロラ活動が活発化します。 変動が来るかどうかはまだ分かりませんが、 オーロラ観望では、早めの段階から注目しておくとよいでしょう。 SOHO EIT195による太陽コロナ。18日14時(世界時18日5時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。1040黒点群は没しつつあります。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のLASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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