宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/11 11:39 更新 1040黒点群の黒点が増えています。太陽風は低速です。 担当 篠原 1040黒点群の黒点が増えています。 SOHOの可視光写真では、昨日掲載のものから一気に増えていることが分かります。 太陽観測衛星「ひので」でも、この黒点群の詳細な写真が撮影されています。 今日の1枚目に掲載します。 撮影時刻は9日の夜と少し前になりますが、この頃には広がり始めていた様です。 オリジナルのページでは、更に大きく見ることができますので、ぜひご覧ください。 リンク先の「ひので」のページで、写真をクリックしてください。 黒点の数は増えていますが、フレアの活動度はそれほど高まっていません。 GOESのX線データでは、昨日に続いて、Bクラスの小さな変動は見られますが、 Cクラス以上の目立った変化は起きていません。 黒点として発達しているので、小中規模のフレアの発生など、活動に注目する必要はあるでしょう。 太陽風は、速度が300km/秒とやや上がりましたが、遅い状態が続いています。 昨日は、磁場強度が3nTから10nTの間で変動を続けました。 その中で、-5nTとある程度まとまった南向きが発生し、 その影響で、小規模ですがオーロラ活動を作っています。 AE指数で、300nTほどの変動が観測されています。 アラスカのライブカメラでも、きれいな光が見えていました。 太陽風は、明日(12日)か、明後日(13日)くらいから、速度が上昇する可能性があります。 SOHO EIT195に見えている、コロナホールの影響です。 前周期は、400km/秒台にやっと上がった程度でしたが、今回はどうなるでしょうか。 速度の変化の前に、磁場強度の強まりが発生すると、 南向きが強まってオーロラが活発化することがあります。 オーロラ観望では、速度変化の少し前から注意が必要です。 ひのでが撮影した1040黒点群。9日21時(世界時9日12時)。 (c) 国立天文台/JAXA SOHOによる、太陽可視光写真。1040黒点群が発達しています。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による太陽コロナ。11日11時(世界時11日2時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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