宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/ 6 09:05 更新 SOHOできれいな彗星が見えました。太陽は無黒点、太陽風は低速で、どちらも穏やかです。 担当 篠原 新年早々、小型の彗星が太陽に接近し、 長い尾を伸ばす様子がSOHO LASCOカメラで撮影されました。 LASCO C3、C2それぞれを動画にしていますのでご覧ください。 LASCO C3では、水星と金星も同時に見えています。 金星は太陽の向こう側を通っているため、たいへん明るく輝いていますが、 水星は太陽と地球の間を通っているので、暗く見えています。 彗星は、太陽を通過した後に姿を現しておらず、蒸発してしまったようです。 太陽では、1039黒点群が西の端に没してしまいました。 このため、現在は無黒点となっています。 最新のSOHO EIT195によると、 昨日STEREO Behindで紹介した東側の活動領域は、まだ上がってきておらず、 この領域が見えてきた時に、黒点が存在しているかどうか注目されます。 太陽風は、速度300km/秒付近と低速で安定しています(ACEの図の黄色線)。 磁場強度(白線)は、5nTと平均的な強さです。 南北成分(赤線)が、振幅は小さいですが 長時間南に寄った(赤線がマイナスに振れる)時間帯があります。 ここで200nTほどの小振幅の変動がAE指数に観測されました。 多少、オーロラ活動が見られたのでしょうか。 この後も、太陽風は低速の状態が続くと思われます。 昨日のSTEREO Behindで見えていたコロナホールは、 SOHO EIT195では、かすかな影が東の端に見えています。 もう2日ほどすると、よく見えるようになるでしょう。 次の太陽風の変動は、この領域からの影響が考えられます。 SOHO LASCO C3カメラで、小さな彗星が太陽に接近しました。水星と金星も見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SOHO LASACO C2による彗星接近の様子。 (c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SOHO EIT195による太陽コロナ。6日7時半(世界時5日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1039黒点群は、西に没しました。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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