宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 7 --- ---
1/ 6 --- ---
1/ 5 --- ---

黒点  1/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1039 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:03 314 -0.3
-2 h 328 +0.9
-4 h 324 +0.1
-6 h 333 +2.1
-8 h 330 +2.1
-10 h 342 -0.6
-12 h 333 +3.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -9 11/ 5
-2 h -9 7/ 3
-4 h -9 5/ 2
-6 h -9 6/ 2
-8 h -9 4/ 3
-10 h -9 5/ 3
-12 h -10 6/ 5

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 -x10^-Inf
1/ 7 0.4 5x10^0
1/ 6 0.7 7x10^0
1/ 5 0.7 6x10^0
1/ 4 0.6 6x10^0
1/ 3 0.6 5x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 1/ 2 12:29 太陽風は低速ですが、磁場強度がやや強まっていて、いくらか速度が上昇するかもしれません。
2010/ 1/ 3 08:25 1039黒点群がCクラスフレアを3回起こしました。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2010/ 1/ 4 09:58 1039黒点群が小規模の活動を続けています。太陽風は300km/秒と低速状態です。
2010/ 1/ 5 10:35 1039黒点群の活動は落ち着いて来たようです。太陽風は低速です。12月の黒点状況です。
2010/ 1/ 6 09:05 SOHOできれいな彗星が見えました。太陽は無黒点、太陽風は低速で、どちらも穏やかです。
最新のニュース

2010/ 1/ 7 09:08 更新
太陽の東端から活動領域が上がってきました。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。

担当 篠原

太陽の東の端から、新しい活動領域が顔を出しました。
可視光写真では、うっすらと白斑が見えるだけで、
黒点があるのかどうかはまだ分かりません。
この領域は、27日前に大きな姿を見せていた1035黒点群があった場所です。

挨拶代わりか、B6の小さなフレアを起こしています(7日5時(世界時6日20時))。
どの程度の活動度なのか、今後の変動に注目してください。


太陽風は、速度330km/秒と低速状態で安定しています。
磁場強度は3〜4nTとやや弱めです。

磁気圏も静穏で、AE指数は全く変化していません。


SOHO EIT195では、コロナホールが少しずつ見やすくなっています。
あまり濃くは見えませんが、もう3日ほどすると太陽の中心に達しそうです。
来週の中程に、太陽風速度の高まりがやって来るかもしれません。



SOHO EIT195による太陽コロナ。7日8時半(世界時6日23時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる、太陽可視光写真。東端に白斑が見えます。
(c) SOHO (ESA & NASA)


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC





この情報ページについて、コメント、要望などがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。