宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/10 11:45 更新 1040黒点群でC1の小規模フレアが発生しました。太陽風はとても低速です。 担当 篠原 10日0時(世界時9日15時)に、1040黒点群でC1.0の小規模フレアが発生しました。 その前後にも、Bクラスの小さなフレアが数回起きています。 GOESのX線グラフの強度レベルも少し上がっていることから、 1040黒点群の活動度はやや強まっているようです。 可視光写真で見える黒点の数も増えています。 1040黒点群では、今後も小規模フレアの発生が考えられます。 太陽風は、低速状態が続いています。 昨日の300km/秒から、今朝になって、270km/秒まで低下しています。 かなり遅い風です。 磁気圏のオーロラ活動も、基本的には穏やかです。 AE指数には、小さな変動が見えていますが、 これは、太陽風磁場が-3nTほどの南向きになっていた影響です。 他が全く静かなために目立っていますが、活動としてはかなり小さなものです。 SOHO EIT195では、コロナホールが太陽の中心線上に来ています。 12〜13日頃に、影響がやって来るでしょう。 オーロラ観望では、楽しみにしてください。 SOHO EIT195による太陽コロナ。10日11時(世界時10日2時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1040黒点群の黒点が増えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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