宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/ 8 08:37 更新 1040黒点群が出現しました。フレア活動は特に見られません。太陽風は280km/秒と低速です。 担当 篠原 太陽の北東(左上)に見える活動領域に、黒点が発生しました。 1040黒点群と番号が付けられています。 昨日のニュース以降、GOESのX線データには小さなBクラスのフレア活動が見られただけです。 現在の1040黒点群は、穏やかな状態にあるようです。 しかし、新しく黒点が現れるという変化をしていますので、 今後の様子がどうなるか、注目してください。 太陽といえば、宇宙天気の話ではありませんが、 1週間後の1月15日(金)の夕方に、西日本側を中心に部分日食が見られます。 17時くらいから日没にかけてと、なかなか面白いタイミングで起こりますので、 昨年の夏に使った太陽メガネを探して、観望してみてください。 最後は、欠けたまま夕日となって沈んでいくので、面白い景色が見られそうです。 昨日より、太陽風の速度は一段下がって、280km/秒となっています。 かなり遅い速度です。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱まった状態が続いています。 磁気圏も大変穏やかで、AE指数は全く変化していません。 SOHO EIT195では、北半球側のコロナホールが、次第に太陽の中心線に近づいています。 もう5日ほどすると、ここからの影響が地球へやって来るかもしれません。 それまでは、太陽風は現在の様な低速状態が続くでしょう。 コロナホールは小規模なので、やってくる太陽風の変化は小規模に留まると思われます。 SOHO EIT195による太陽コロナ。8日2時半(世界時6日17時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。1040黒点群が出現しました。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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