宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/ 3 08:25 更新 1039黒点群がCクラスフレアを3回起こしました。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。 担当 篠原 昨日から今朝にかけて、1039黒点群で、Cクラスの小規模フレアが3回発生しています。 2日16時(世界時2日7時)に、C1.0、 2日23時(世界時2日14時)に、C2.6、 そして、つい先ほど、3日8時(世界時2日23時)に、C3です。 小規模フレアばかりですが、1039群が連続的に活動を起こしています。 引き続き、小中規模のフレアを起こす可能性がありますので、注目してください。 一方、太陽風はとても遅い状態が続いています。 昨日の磁場強度の高まりは、そのまま今朝まで7〜8nT付近で残っていました。 しかし、速度の変化は、300km/秒を超えたくらいで頭打ちになり、 昨夜のうちに280km/秒へ下がりました。 磁場強度も、現在は5nTヘと弱まっています。 結局、太陽風の変化はやってきませんでした。 この後も、1月10日頃まで低速の状態が続きそうです。 太陽風磁場の南北成分は、ずっと北向きが続き、 オーロラ活動は全く強まりませんでした。 AE指数は平坦なままです。 今朝になって、磁場は南に転じていますが、 強度が落ちてきているので、もう、強い影響を持つことはないでしょう。 もちろん、小規模のオーロラ活動は期待できます。 SOHOによる太陽の可視光写真。1039黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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