宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 1/ 2 12:29 更新 太陽風は低速ですが、磁場強度がやや強まっていて、いくらか速度が上昇するかもしれません。 担当 篠原 今日に入って、太陽風の磁場強度がゆっくりと上がり、3nTから8nTへ強まっています。 やや強いという程度の強まりですが、 タイミングとして、前周期の太陽風の変化に近く、 この後、速度も多少上昇するかもしれません。 現在の速度は、300km/秒前後と遅い状態です。 大きな太陽風の変化が来ることはないと思いますが、 磁場の強まりによってオーロラ活動が強まる可能性はあるので、注目してください。 現在の太陽風磁場は大きく北を向いています(ACEの赤線がプラスに振れている)。 今後、これが反転して南向きに強まると(赤線がマイナスに振れる)、 オーロラが刺激を受けることになります。 ここまでのオーロラ活動はたいへん静かです。 AE指数は全く変化していません。 太陽では、1039黒点群が南西(右下)に見えています。 今日の可視光写真の黒点は、動物の足跡のような姿をしています。 X線のグラフでは、Bクラスの小さなフレア活動が見られていますが、 全体として強度は下がったままで、特に活動度が高まったという様子は見られません。 基本的には静かな状態が続くでしょう。 STEREO Ahead衛星による太陽コロナ写真。衛星が地球から離れているため、1039黒点群は左下に見えています。 (c) NASA SOHOによる太陽の可視光写真。1039黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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