宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/25 08:34 更新 太陽は2週間ぶりに無黒点に戻ったようです。太陽風は低速で穏やかです。 担当 篠原 10日近く続いた太陽の活動も、ここで一段落かもしれません。 1036、1038黒点群が西の端に去り、今日の太陽は無黒点となっているようです。 SOHO EIT195の東の端で明るく光っている領域も、可視光写真では白斑が見えるだけです。 12月10日に1034黒点群が現れて以来、 1035、36、37、38黒点群と、太陽にはずっと黒点が見えていたので、 無黒点になるのは2週間ぶりです。 X線の強度は次第に弱まり、変動のない落ち着いたグラフになっています。 太陽風は、昨日の午後、24日14時(世界時24日5時)頃に、急に440km/秒くらいまで速度が上昇し、 半日ほど高まっていました。 昨夜のうちに360km/秒ほどに下がり、現在は低速の状態で安定しています。 オーロラ活動は特に強まらず、磁気圏も概ね静穏です。 太陽風は、このまま年末にかけて穏やかな状態が続くと思われます。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真には、コロナホールなどは見られず、 27日周期の図の前周期の太陽風は、ずっと低速です。 SOHO EIT195による太陽コロナ。25日8時(世界時24日23時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1036、1038黒点群は見えなくなりました。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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