宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/24 08:50 更新 1036黒点群でC6のフレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。 担当 篠原 一昨日に続き、昨日、23日19時(世界時23日10時)にも、 1036黒点群(太陽の南西(右下側)に見える黒点)でC6.4の小規模フレアが発生しました。 短時間型の変動で、CME(太陽ガスの放出現象)は観測されていないようです。 しかし、可視光写真を見ると、1036黒点群は黒点の大きさが昨日よりも小さくなっています。 GOESのX線強度も昨夜のCクラスフレア以降は変化が見られなくなっています。 1036群の活動度は、下がっているようです。 1036黒点群と北半球の1038黒点群は、もうすぐ太陽の向こう側に回っていきます。 一方、EIT195の写真で、太陽の中心から少し南東(左下)に下がったところに、 小さな明るい点があります。 可視光写真を見ると、ここにとても小さな黒点が発生しているようです。 SOHOの磁場写真では、この黒点による小さな磁場の強まりが確認できます。 太陽風は、350km/秒の低速風が安定して続いています。 磁場強度は5nTと平均的な状態です。 どうやら、コロナホールの影響はやって来なかったようです。 太陽風は当分の間、低速の穏やかな状態が続くと思われます。 磁気圏のオーロラ活動も静穏です。 AE指数には、200nTの小さな変化が1つ見えているだけです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。24日8時半(世界時23日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1036黒点群は小さくなっています。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽面の磁場分布。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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