宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/23 08:58 更新 1036黒点群はCクラスの小規模フレアを4回ほど起こしました。太陽風は穏やかです。 担当 篠原 太陽活動をにぎやかにしていた1035黒点群は、西の端に没して見えなくなりました。 代わって、南半球の西寄り(右寄り)に見える1036黒点群の活動が強まっています。 昨日、22日14時(世界時22日5時)にC7.2と大きめの小規模フレアを起こし、 その後、深夜から今朝にかけて、C1の小規模フレアを3回起こしています。 GOES衛星のX線のグラフもにぎやかに変化しています。 NOAAの発表によると、1036黒点群の勢力は弱まりつつあるそうですが、 X線のレベルが高まっている間は、引き続き中小規模のフレアに注意が必要でしょう。 ただ、1036黒点群は、太陽の西の端に近く、CMEなどの影響は及びにくい状況です。 また、北半球側の1038黒点群とともに、間もなく西の端に没して行くことになります。 太陽風は、速度が340km/秒に更に下がり、磁場強度も4nTで落ち着いていて、 穏やかな状態を保っています。 コロナホールの影響は今も見られず、今日もこのままであれば、 もう変化はやって来ないかもしれません。 SOHO EIT195では、コロナホールが南北にそれぞれ見えていたのですが、 地球まではやって来ないのでしょうか。 磁気圏は概ね静穏です。 AE指数では、小さな変動が見えています。 弱いオーロラ活動は起きていた様です。 このままコロナホールの影響が来なければ、 穏やかな太陽風が10日間ほど、あるいは20日近く続くかもしれません。 SOHO EIT195による太陽コロナ。23日8時半(世界時22日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。西側に1036(南)、1038(北)黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽面の磁場分布。黒点群の場所に磁場の強まりが見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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