宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/22 08:04 更新 C2.5の小規模フレアが発生しました。太陽風は穏やかで、磁気圏も静かです。 2009/12/22 14:30 追加 C7.3の大きめの小規模フレアが発生しました。 2009/12/22 17:06 追加 C7.2フレアは1036黒点群で発生しています。 担当 篠原 SOHO EIT195の写真が更新されています。 これによると、1035黒点群は、もう西の端に没してしまったようです。 また、そのすぐ左に小さく光っているのが1038群、 南西(右下)の明るい領域は1036群のある場所です。 北東(左上)にも明るい領域が見えますが、ここは一時1037群が出現していた場所でしょう。 可視光写真はまだ新しくなっていないため、黒点の様子を見ることはできませんが、 コロナの光り具合が弱いことから、1038群はもう消えているかもしれません。 X線のデータでは、昨日、21日16時(世界時21日7時)に、C2.5の小規模フレアが発生しています。 その後にも、Bクラスの変動が続いています。 どこの領域か分かりませんが、1035群であれば、 もう没してしまったので、今後の影響はないでしょう。 太陽風は、今朝になって急に420km/秒まで速度が上がり、すぐに350km/秒へ下がっています。 短時間の変化で、これだけでは状況がよく分かりません。 磁場強度は4nT前後で、特に目立った変化はしていません。 プラズマの密度が増加しているので、コロナホールの影響が到来しつつあるのかもしれません。 もうしばらく様子を見る必要があります。 磁気圏はとても静かです。 2009/12/22 14:30 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります GOESのX線観測によると、22日14時(世界時22日5時)頃、 C7.3と大きめの小規模フレアが発生しました。 発生場所は分かりませんが、西の端に隠れた1035黒点群の可能性が高いです。 その場合、実際の規模はもう一段大きかったと思われます。 2009/12/22 17:06 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります 先ほどのC7.2の小規模フレアは、 太陽の南東(右下)に見える1036黒点群で発生したそうです。 (1035群ではありませんでした) そうなると、引き続き注目したいところです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。18日2時半(世界時17日17時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC 2009/12/22 14:30 追加 GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC 2009/12/22 17:06 追加 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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