宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/21 13:03 更新 太陽に1038黒点群が出現したそうです。太陽風は低速で、CMEの影響はなかった様です。 担当 篠原 急に太陽情報が慌ただしくなってきました。 昨日に続いて、今日は1038黒点群が出現しているそうです。 残念なことに、こういう大事な時にSOHOのページのデータ更新が止まっています。 現在の状況としては、北半球東側の1037黒点群は消え、 新たに、北半球の中央付近に1038黒点群が出現したそうです。 1035、1036群は黒点群リストに残っています。 SOHOの代わりに、STEREO Aheadの太陽コロナを見てみましょう。 地球からよりも太陽のより西側を見ていることになります。 すると、北半球の中央付近に大きく光って見えるのが1035群(地球からは西の端に見えます)、 その東側(左側)に小さく光っているのが1038群、その南側、南半球で光っているのが1036群です。 また、昨日の写真になりますが、ぐんま天文台から3つの黒点群の写真が公開されています。 1036、1037群はかなり小さかったことが分かります。 ぜひご覧ください。 黒点群は増えていますが、フレア活動は落ち着いています。 X線のデータには、目立った変化はありません。 ただ、強度が若干上がっていることや、とても小さな変化が見られることから、 どこかの活動領域がざわついているのかもしれません。 今後の変化にも注目してください。 太陽風は、穏やかな状態が続いています。 今朝から速度はさらに下がって、330km/秒となっています。 到来を予想していたCMEの影響はいまだに見られません。 発生から5日が経過し、もうやって来ないのではないかと思います。 フレアは正面で起きたのですが、地球の方向にはガスがあまり飛び出さなかったのでしょうか。 AE指数では、小さなオーロラ活動が2つ起きていますが、 太陽風磁場が南向きになった影響の様です。 こうなると、次に予想されるのは、太陽の南半球に広がっていたコロナホールの影響です。 27日周期の図では、今日遅くか明日くらいに始まりそうです。 STEREO Aheadが撮影した、太陽コロナ。 (c) NASA GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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