宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/20 08:43 更新 CMEの到来はまだです。太陽では、1036、1037黒点群が出現したそうです。 担当 篠原 CMEによる太陽風の変化は、まだやって来ていません。 太陽風は、速度が420km/秒から380km/秒へゆっくりと低下し、 磁場強度も4nTとやや弱まった状態で安定しています。 CMEの発生位置から考えて、到来は間違いないと思いますが、 フレアの規模が小さかったことから、噴出した速度は比較的遅かったのではないかと思います。 そうすると、地球まで4日くらいかかるとすると、今日あたりの到着となるのかもしれません。 到来が遅れるほど、速度の上昇は小さいとも言えるため、 オーロラ活動など磁気圏への影響も小さくなってきます。 引き続き、ACEのデータに注目して下さい。 太陽では、1036、1037と2つの黒点群が一気に出現したそうです。 SOHOの写真が昨日のお昼くらいから更新されていないため、 写真で確認することはできないのですが、 南半球のやや西側(右側)に、1036群、 北半球の東側(左側)半分ほどに、1037群となっています。 1036群は、EIT195でもまだ見えていません。 1037群は、EIT195で東端付近に明るく見えている場所ではないかと思います。 3黒点群が同時に現れている様子を、早く見たいものです。 もうしばらくすると、ぐんま天文台の太陽画像で見つけることができるかもしれません (記事の時点では、まだ更新が始まっていませんでした)。 1035黒点群は、いよいよ活動度が下がって来た様です。 昨日は、Bクラスの変化が見られた程度です。 X線の強度自体も低下の傾向が続いています。 SOHO EIT195による太陽コロナ。19日13時(世界時19日4時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。昨日の朝の写真です。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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