宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/ 5 12:06 更新 太陽風の速度が230km/秒まで下がりました。非常に遅い速度です。 担当 篠原 太陽風の速度は、さらに低下しています。 とうとう250km/秒も割って、230km/秒付近にあるようです。 というのも、ACEのグラフの縦軸が230km/秒までしか取られていないのに、 データはその下にまで行ってしまっているのです。 ここで見ているのは、較正を受けていない即時データですので、 精度としてどのくらい正しいのかは注意して見なければいけませんが、 それにしても、かなりの低速度です。 磁場強度は、2nT前後で、こちらも弱まっています。 南北成分は0nT付近にあり、地球への影響は小さいです。 このため、磁気圏もとても静かで、 AE指数は全く変化していません。 太陽風は非常に低速となっていますが、 今日あたりからコロナホールの影響がやって来るかもしれません。 この後、磁場強度が強まったり、プラズマの密度が増え始めたら、影響の始まりです。 やがて速度も高まってくるでしょう。 コロナホールは小規模でしたので、影響も限定的でしょう。 前周期は、やっと450km/秒に上がったくらいです。 影響は2日くらいで終わって、再び低速風が長く続くと思われます。 太陽は無黒点です。 SOHO EIT195で明るく光っている場所には、白斑が見えています。 SOHO EIT195による太陽コロナ。5日9時(世界時5日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。東端に白斑が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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