宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/ 1 08:58 更新 太陽風は、速度270km/秒とかなり低速です。磁気圏も概ね静穏です。小さな黒点が見えています。 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 速度は、300km/秒台を割り、270km/秒近くまで下がっています。 かなり低い速度です。 磁場強度も、昨日以降、再び3nTくらいに弱まっています。 磁場の南北成分は、昨夜くらいまでは南寄りの傾向が続いていました。 このため、AE指数を見ると、小規模ですがデータのざわつきが見られます。 しかし、速度がたいへん遅いため、変化は小さなものでした。 SOHO EIT195では、コロナホールが太陽の北半球側のほぼ中心に来ています。 かなり淡く、前周期とほとんど同じ状態のようです。 27日周期の図では、前周期は11月8-9日に小さな変化が見られたくらいです。 今回も同程度の変化かもしれません。 太陽では、南東(左下)に小さな黒点が発生したようです。 EIT195では明るく光って見えるので、比べると見つけやすいです。 いよいよ11月も終わりです(世界時では、ちょうど今、12月に入りました)。 今月は、黒点が見えた日が比較的多かったと思います。 数日後の発表をお待ちください。 SOHO EIT195による太陽コロナ。30日22時(世界時30日17時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。南東(左下)に小さな黒点が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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