宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/ 4 09:27 更新 250km/秒のかなり遅い太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 昨日の記事で11月の無黒点日数についてまとめました。 昨日は更新時刻が遅くなりましたので、どうぞご覧ください。 とても弱い太陽風が続いています。 速度は、昨日より250km/秒が続いています。 今朝になって260km/秒へ上がっているようですが、 変化の幅として考えるとほんのわずかのことです。 プラズマの密度も下がったままで、希薄で遅い風が続いています。 磁場強度も、3nT付近と弱めの状態が続いています。 南北成分は、ずっと南寄りが続いていますが、振幅は-1nTと小さく、 速度も遅いこともあり、磁気圏は静穏です。 オーロラの活動度を示すAE指数では、ごく小さな変化が見られる程度です。 ただし、現在のように穏やかな状況では、オーロラの見られる緯度が高緯度側に移動し、 AE指数では変化を正確に捉えられなくなっている可能性があります。 それでも、活動が弱いことに大きな違いはありません。 27日周期の図を参考にすると、今日いっぱいは低速の太陽風が続きそうです。 明日くらいに、コロナホールの影響による速度の高まりが見られるかもしれません。 こちらも、規模は小さなものとなるでしょう。 その後は、再び低速の太陽風が続きそうです。 SOHO EIT195では、太陽コロナの東側(左側)はのっぺりとしていて、 しばらく、変動は起こりそうにありません。 太陽は無黒点です。 EIT195の東端に小さな明るい領域が見えます。 STEREOを見ると、小さな活動を起こしたりしているようです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。4日9時(世界時4日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。無黒点です。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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