宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/11/25 08:31 更新 コロナホールの影響で、太陽風速度が450km/秒へ上昇し、オーロラ活動も発生しています。 担当 篠原 昨日の夕方、24日19時(世界時24日10時)頃から、太陽風に変化が始まりました。 磁場強度が5〜10nTレベルに強まり、 速度は、350km/秒からゆっくりと上昇を始め、今朝の段階で450km/秒に上がっています。 やや高速というレベルで、 太陽に見えていたコロナホールの影響が始まったのではないかと思います。 磁場の南北成分は、+5nTから-5nTくらいの幅で南北に大きく振れています。 このため、磁気圏のオーロラ活動が刺激を受け、活発化しています。 AE指数では、500nTを超えるくらいの中規模の変動が、昨夜より連続的に始まっています。 太陽風の磁場は、現在も5nTを超えるくらいで変化しています。 引き続き速度が上昇する可能性があるとともに、 磁場の南向きの影響で、活発なオーロラ活動の継続も期待されます。 今夜のアラスカのライブカメラ(Live! オーロラ)などに注目してみたいところです。 ただし、コロナホールの規模を考えると、太陽風の変動はそれほど長く続かないと思います。 明日くらいまででしょうか。 磁場強度が弱まり始めると、高速風領域も後半に入っていきます。 今回は、ここにCMEの影響が重なってやって来る可能性もあります。 こちらも今日あたりの注目点です。 太陽は無黒点で、静穏です。 SOHO EIT195による太陽コロナ。25日7時半(世界時24日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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