宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/11/21 12:59 更新 太陽風の速度は、400km/秒台前半に上昇しました。磁気圏は比較的静穏です。 担当 篠原 昨夜から、太陽風の速度は400km/秒台に上がり、 コロナホールの影響と思われる緩やかな高まりを迎えています。 磁場強度も、速度上昇とともに、一時的に10nTにまで強まりました。 現在は、既に5nTへ下がっています。 このため、速度の上昇もこの辺りが最高速度の可能性があります。 最も高まったところで430km/秒と、今回も高速風と呼べる規模の変化ではありませんでした。 磁気圏でもそれほどの活動は発生していません。 AE指数では、最後のところに400nTの小規模変動が1つ観測されている程度です。 太陽風の変化は、今周期も前周期と同程度の規模に留まる様です。 SOHO EIT195を見ると、今度は南半球側にコロナホールが見えています。 前周期と同じ様な姿をしています。 この領域は、前周期の太陽風には目立った影響はありませんでした。 今回も同様ではないかと予想されますが、3-4日後くらいに注目して下さい。 太陽では、西側(右側)の1032黒点群はほとんど分からなくなっています。 X線のデータには目立った変化はなく、フレア活動は静穏です。 SOHO EIT195による太陽コロナ。21日9時(世界時21日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1032黒点群だけが見えているようです。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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