宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/11/20 08:32 更新 300km/秒台前半の低速風が続いています。今後、コロナホールの影響が到来しそうです。 担当 篠原 太陽風は、速度320km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度も、ここまでは5nT以下と弱めで推移しています。 しかし、今朝になって、プラズマの密度が上昇し、 磁場強度も7nTくらいに上げ始めています。 セクターの切り替わりに伴う変化のようですが、 引き続いて、コロナホールの影響も現れ始めているのかもしれません。 27日周期の図によると、前周期のこの期間の太陽風速度は400km/秒台に上がった程度で、 高速風と呼べるような変化にはなりませんでした。 今回は、コロナホールの領域がより低緯度側に広がっていて、 それによって影響が強まるかどうかに注目しています。 現在のオーロラ活動は概ね静穏です。 AE指数には、振幅の小さな変化がちらちら見えているので、 多少の活動は見られたようです。 現在、太陽風の磁場強度がやや強まっていますが、この状態が継続し、強度も増すようだと、 南向きの成分が強まって、オーロラを活発化させる可能性が出てきます。 速度が高まると、より強く変動するようになるでしょう。 オーロラ観望では、しばらくチャンスが続きます。 太陽では、東側(左側)の1033黒点群の黒点数が増えています。 GOESのX線も、Aクラスの規模でざわつきが見られますが、 今のところそれ以上大きくなる気配はありません。 引き続き注目が必要ですが、フレア活動が活発化する様子はなさそうです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。20日7時半(世界時19日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1032(右)、1033(左)黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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