宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/11/24 08:36 更新 太陽風は300km/秒台中盤の低速風になりました。太陽は無黒点になっています。 担当 篠原 昨日から今日にかけて、太陽風の速度はゆっくりと下がり続け、 現在、360km/秒の低速風になっています。 磁場強度も、2-3nTと弱まったままです。 今のところ、太陽の南半球側に見えたコロナホールからの影響は来ていません。 磁気圏のオーロラ活動も静かです。 AE指数には、図の真ん中あたりに小さな山がひとつ見えますが、他は完全に平坦です。 今朝くらいまでは、太陽風の速度は平均レベルありましたが、 磁場強度が弱く、南北成分も0nT付近から北寄りに推移していたため、 磁気圏へのエネルギーの流れ込みがとても弱かったと考えられます。 SOHO EIT195の太陽コロナを見ると、コロナホールは西側に半分ほど移動し、 いつ影響がやってきてもおかしくないタイミングです。 かなり南に偏っているので、高速風は地球へはやって来ない可能性もあります。 また、昨日紹介したCMEの影響も今後やって来る可能性があります。 到来は明日くらいになるのではないかと思いますが、 早ければ今夜あたりということも考えられるので、注目してください。 太陽では、1033黒点群も消えてしまったようです。 無黒点となっています。 X線のデータも全く変化が見られません。 そのX線データを観測しているGOES衛星が、代替わりをします。 これまでGOES10がX線強度の観測を担当していましたが、 12月1日からGOES14に変わります。 X線のグラフの右端に見える衛星名の表示が書き変わります。 1週間後のことです。 注意してみてください。 SOHO EIT195による太陽コロナ。24日7時半(世界時23日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。今日の太陽は無黒点です。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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