宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/11/19 09:22 更新 太陽に2つの黒点群が出現しました。フレア活動は特に起きていません。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 昨日注目していた、太陽の新しい活動領域に黒点が出現しました。 1033黒点群です。 また、もうひとつの、より広がった活動領域にも1032黒点群が出現しました。 SOHOの可視光写真では、左の1033群の方が黒点の数は多いようです。 一気に2つの黒点群が出現し、太陽面が少しにぎやかになっています。 ただ、X線のデータを見ると、あまり変化しておらず、 フレア活動としては静かな黒点群の様です。 太陽風は低速の穏やかな風が続いています。 速度は、300km/秒から、今朝になって350km/秒くらいに上がっています。 まだ、高速風の始まりという気配ではなく、 コロナホールの影響が来るのは、明日、明後日くらいになるでしょう。 磁気圏も概ね静穏です。 AE指数は、中央部に300nTの小さな変化がひとつ発生していますが、 (アラスカのライブカメラでは、きれいなオーロラが見えたのでしょうか) その他の時間帯は全く変化がありません。 SOHO EIT195を見ると、コロナホールは順調に西半球の方へ回転しています。 今後、どのような太陽風がやって来るのか、 オーロラの活動と合わせて注目してください。 SOHO EIT195による太陽コロナ。19日9時(世界時19日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1032(右)、1033(左)と2つの黒点群が出現しています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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