宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/11/18 08:39 更新 太陽に活動的な領域がいくつも見えています。太陽風は低速で、磁気圏はとても静かです。 担当 篠原 最新の太陽可視光写真では、1031黒点群は見えなくなっています。 太陽は無黒点になっているようです。 一方、SOHO EIT195を見ると、太陽の東端に明るい活動領域がもうひとつ出現しました。 数日前から見えていた広い活動領域の左側の小さな領域です。 STEREO Behindを参照すると、この1日の間に出現した様です。 可視光写真では白斑があるだけですが、今後更に強まって黒点が出現するかもしれません。 注目してみてください。 EIT195では、東端の向こう側にももうひとつ明るい領域が見えています。 今日の太陽コロナ写真は明るい部分があちこちにあって、だいぶにぎやかです。 太陽風は、速度300〜320km/秒と遅い風が続いています。 下がっていたプラズマ密度は、ある程度回復し、速度データのばらつきも減っています。 磁場強度は、3nTと弱いままです。 磁気圏もたいへん静かで、AE指数は全く変化していません。 穏やかな状態は、もう2〜3日ほど続くと予想しています。 SOHO EIT195では、北極から伸びるコロナホールが、太陽の中心線を過ぎて西側に回りました。 このコロナホールは、前周期よりもより低緯度側に広がっているので、 地球へ影響が及びやすくなっていると思います。 どの程度の変化がやって来るのか、注目してください。 SOHO EIT195による太陽コロナ。18日6時半(世界時17日21時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1031黒点群は見えなくなったようです。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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