宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/11/17 11:09 更新 速度300km/秒の遅い太陽風になっています。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、360km/秒から300km/秒へ再び下がり、遅い風にもどっています。 密度も減少していて、速度データが散乱を始めています。 磁場強度も、3nTと弱まった状態です。 静かな太陽風が流れています。 磁気圏も概ね静穏です。 磁場の南北成分が-1nTと弱い南向きになっているため、 AE指数で200nTくらいの小さな変動が観測されています。 太陽風の磁場強度は弱いので、大きく南を向くことはありませんし、 速度も低速なことから、オーロラ活動がこれ以上活発になることはなさそうです。 この後も、太陽風、磁気圏ともに静穏な状態が続きそうです。 次の擾乱要因としては、 SOHO EIT195の太陽の中心付近北寄りに見えているコロナホールでしょう。 規模は小さいですが、緯度は低いので、ある程度の影響がやってくるのではないでしょうか。 到来は、3〜4日後だと思います。 太陽では、1031黒点群が小さく見えています。 規模に特に変化はなく、特に活発化する様子も見えません。 GOESのX線のデータは小さく変化していますが、太陽も穏やかな状態が続きそうです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。17日1時半(世界時16日16時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。太陽の中心から北(上)寄りに1031黒点群が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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