宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/11/16 08:36 更新 南向き磁場は更に半日ほど続き、オーロラもある程度活動的だった様です。昨日の黒点に1031群と番号がつきました。 担当 篠原 太陽風磁場の南寄りの傾向は、振幅は小さくなったりしたものの、 昨日のニュース以降も夜まで続き、 -5nTから-1nTくらいの間をゆっくりと変動していました。 速度は、360km/秒の低速状態が続いています。 この影響で、磁気圏のオーロラ活動もある程度活発な状態が続きました。 AE指数では、200〜300nTの小さな変化が記録されていますが、 色が深緑色となっていて、観測点の数がそろっていません。 本当はもう少し大きな変化だったのではないでしょうか。 シベリア磁場データでは、昨日よりも大きめの変動が記録されていますし、 沖縄の磁場データも、昨日より大きな変化をしています。 今日未明くらいに太陽風の様子が変化したようで、 磁場の南寄りの傾向は終わったようです。 この後は、磁気圏も静かになってしまうでしょう。 太陽では、昨日小さく見えていた黒点群の黒点が増えています。 NOAAの黒点番号も、1031群と付けられています。 一方、EIT195で東端に明るく見えていた活動領域には 白斑があるだけで、黒点はなかったようです。 GOESのX線データは、小さく変化しているだけで、 目立ったフレアの活動は見られません。 見えている小さな変動は、 東端の明るい領域ではなく、1031黒点群の変化なのかもしれません。 SOHO EIT195による太陽コロナ。16日7時半(世界時15日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。太陽の中心から北東(左上)寄りに1031黒点群が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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