宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/11/14 09:53 更新 300km/秒付近の遅い太陽風が続いています。これから、コロナホールの影響がやってくるかもしれません。 担当 篠原 太陽風は、速度が300km/秒前後と低速で、磁場強度も3nTと弱い状態が続いています。 このため、磁気圏はたいへん穏やかで、 オーロラの活動度を示すAE指数は、ほとんど変化していません。 ACEの図では、今朝くらいから磁場強度が5nTを超えるくらいに上がり、 最新のデータでは8nTあたりまでやや強まっています。 まだこれだけでははっきりしませんが、コロナホールの影響がやって来たのかもしれません。 引き続き、磁場強度が強まる様だと、やがて速度も上昇を始めるでしょう。 また、磁場強度の強まりとともに、南北成分が大きく振れる様になっています。 1時間ほどの周期で南北に振動する様になっていて、 いい具合にオーロラ活動を刺激することになるかもしれません。 もちろん、速度がかなり低いので、活動自体は小規模に留まると思いますが、 ライブカメラなどでは楽しみです。 太陽は、無黒点のままです。 SOHO EIT195で東の端に見えている明るい領域は、まだこちら側には見えていません。 明日くらいでしょうか。 この活動領域が近づいて来た影響で、GOESのX線グラフが変動する様になりました。 黒点があるのかどうか、注目して下さい。 SOHO EIT195による太陽コロナ。14日1時半(世界時13日16時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。太陽は無黒点です。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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