宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/11/12 09:13 更新 太陽風は280km/秒へ速度が下がり、とても穏やかです。磁気圏も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度は更に低下を続けて、今日未明には280km/秒まで下がりました。 かなり遅い速度レベルまで下がっています。 磁場強度も2nTと弱く、太陽風はたいへん穏やかです。 このため、磁気圏のオーロラ活動もとても静かです。 AE指数の図で、とても小さな変化を見つけることはできますが、 これだけ静かだから目立っているとも言えそうです。 静かな状態はもう3日ほどは続きそうです。 その後、コロナホールの影響が多少見られるかもしれません。 SOHO EIT195では、北極から伸びるコロナホールは、太陽の中心線に来ています。 ただ、たいへん淡いコロナホールであり、緯度が高いことも合わさって、 地球への影響は小さいものに留まるだろうと思います。 1030黒点群は、かろうじて黒点がひとつ見えています。 X線にフレア活動は見られず、太陽はとても静かです。 STEREO Behindによると、太陽の北半球東端の向こう側に、 活動的な領域があります。 SOHO EIT195で、向こう側が明るく見えているあたりです。 黒点があるかどうかは分かりませんが、今後の楽しみです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。12日7時(世界時11日22時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1030黒点群が西の端にかろうじて見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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