宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/11/10 10:48 更新 太陽風はやや低速風状態になり、磁気圏も静かです。1030黒点群が再び出現しました。 担当 篠原 太陽風の速度はじわじわと下がり、370km/秒とやや低速風です。 磁場強度も、4nTくらいに下がり、弱まってきました。 このあたりまでは、27日周期の図の前周期と同じ変化と言うこともできます。 この後も400km/秒前後の速度が続くのか、ぐっと下がって低速風になってしまうのか、 変化に注目してみてください。 太陽風磁場の強度が下がったことや、南向きに偏る傾向も終わったため、 磁気圏のオーロラ活動は小規模になっています。 AE指数は300nTくらいの小さな変化が起きているだけです。 今後もオーロラ活動は小さなものになるでしょう。 太陽では、1030黒点群が復活して、黒点が見えているそうです。 SOHOの可視光写真は、再出現前のものなのか、黒点を見つけることはできません。 磁場写真を見ると、磁場が強まり、よりまとまっています。 昨日の写真と比べてみてください。 GOESのX線グラフにも、小さな変化が現れています。 しかし、フレア活動を起こすほどではなさそうです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。9日23時(世界時9日14時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1日前の写真です。1030黒点群はまだ見えていないようです。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽面の磁場分布。1030黒点群の磁場が強まっています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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