宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/11/ 8 09:06 更新 太陽風の速度は、250km/秒近くまで下がりました。非常に低速の穏やかな風が続いています。 担当 篠原 昨夜、太陽風の速度は250km/秒近くまで下がりました。 ここまで下がると、相当な低速風です。 現在はやや戻して、280km/秒です。 戻したと言っても、まだ300km/秒にも達していません。 磁場強度も、2nTと弱まった状態が続いていました。 現在は、4nTくらいに上がりそうな様子です。 ここまで来ても、コロナホールの影響は見られず、 かなり低速の穏やかな太陽風が続いています。 太陽風は、このまま静かな状態が続きそうです。 磁気圏のオーロラ活動も非常に静かです。 AE指数は今日も全く変化していません。 これは、速度が遅いことも要因のひとつですが、 磁場の南北成分がずっと北向きになっていたことが大きく影響しています。 しかし、昨夜、磁場の大まかな方向の切り替わりが発生して、 磁場が南向きにも変化する様になりました。 低速風は続いていますが、今後は、少しはオーロラ活動も見られるかもしれません。 太陽では、1030黒点群は消えてしまったそうです。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真を見ると、 太陽の中心から北寄り(上寄り)に明るい部分があります。 ここに黒点群があったのでしょう。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。8日4時(世界時7日19時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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