宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/10/25 12:38 更新 コロナホールの影響が到来し、中規模のオーロラ活動も発生しています。C1のフレアが発生しました。 担当 篠原 CMEの擾乱に続いて、コロナホールによると思われる小さな変動が、 太陽風に見られています。 昨夜、25日1時(世界時24日16時)頃から、磁場強度が10nTくらいに強まり、 プラズマの密度も10個/cm^3程度に高まるという変化が発生しています。 続いて、上がり幅はわずかですが速度も上昇し、現在430km/秒となっています。 ただし、上がったと言っても、平均的な速度レベルに留まっており、 高速風というほどではありません。 磁場強度が強まったところで、南北成分が-5nTくらいまで南向きに振れています。 その影響で、中規模のオーロラ活動が発生しています。 今後の変化ですが、現在の磁場強度は5nTに下がっていて、 これからすぐに、速度が大きく上昇するということはなさそうに思います。 一方、SOHO EIT195を見ると、 南半球側のコロナホールは、まだ十分に広がりが残っており、 影響がこれから強まる可能性があります。 もう2〜3日は変化に注目する必要があるでしょう。 太陽では、つい先ほど、C1の小規模フレアが発生しました。 発生地点は、太陽の真ん中に見える1029黒点群だと思われます。 Cクラスのフレアは、ちょうど1ヶ月前の9月25日以来です。 X線の強度は、昨日から高まっていて、1029黒点群は活発さを強めている様です。 今後も、小・中規模のフレアを発生させるかもしれません。 しばらく注目したいところです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。25日9時(世界時25日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。1029黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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