宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/10/23 08:40 更新 太陽風磁場が10nTに強まり、活発なオーロラ活動を起こしました。現在も影響は残っています。 担当 篠原 昨日のニュース直後から、太陽風の磁場強度が10nTに強まり、 現在までその状態が続いています。 それとともに、磁場の南北成分も強まり、 -5nTを越えるレベルの南向きが長時間続いています。 この影響で、磁気圏活動が活発化し、 AE指数で300nT〜500nTレベルの変動がほぼ1日を通して発生しています。 その中でも、一時的に活動が特に強まる時間帯があり、 1000nTを越える激しいオーロラ活動も発生しています。 残念なことに、昨日のアラスカはずっと曇天で、 ライブカメラ(Live!オーロラ)では雲がずっとオーロラの光で照らされていました。 晴れていれば、見事な夜を迎えることができたのでしょう。 太陽風の変動は、CMEの影響がやって来たためですが、 予想通り、速度はあまり上昇せず、350〜370km/秒と低速のままです。 磁場強度はまだ強く、南向きの影響で活発なオーロラ活動が続いている様です。 しかし、今回の太陽風の変化は、それほど長くは続きません。 やがて磁場強度が下がって、一旦落ち着くことになるでしょう。 一方、次にコロナホールの影響がやってくるかもしれません。 こちらは、明日くらいからでしょうか。 ただ、前周期には影響はほとんど無かったので、今回どうなるかは来てみないと分かりません。 太陽は無黒点のままで、静穏です。 SOHO EIT195では、東から明るい領域が上がって来ましたが、 白斑が見えるだけです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。23日5時(世界時22日20時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO MDIによる、太陽可視光写真。東端に白斑が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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