宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/10/19 11:06 更新 小規模のCMEが観測されました。太陽風は低速で(300km/秒)、磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 昨日の記事に書いた、18日5時(世界時17日20時)のコロナの噴出は、 STEREO Aheadによって、CME(太陽ガスの放出現象)として観測されました。 その動画を掲載します。 STEREO Aheadは、太陽−地球間を横から見ています。 左に向かって飛び出している太陽のガスの進行方向に、地球があるのです。 このCMEは、SOHOのLASCO C2でもとても微かに見えています。 明後日の21日か、翌22日くらいに影響がやってきそうです。 速度はそれほど変化しないと思いますが、磁場がまとまった変化をするかもしれません。 その場合、強い南向きが続くと、オーロラ活動も活発化します。 アラスカのライブカメラなどで、期待してみましょう。 現在の太陽風は、速度300km/秒とかなり低速になっています。 磁場強度も、3nTと弱めが続いていましたが、 ACEの図の最後のところで4nTくらいに少し上がっています。 磁気圏も概ね静穏です。 太陽風磁場がしばらく弱い南向きになっていたため、 とても小さなオーロラ活動が発生した様です。 AE指数に、100nTほどの変化が見られます。 SOHO EIT195では、しばらく前から注目していたコロナホールが、ようやく見えて来ました。 南北両半球の中緯度付近にそれぞれ見えています。 南北対称に位置している様に見えて、面白いです。 もう1〜2日で太陽の中心線に達しそうです。 すると、地球への影響は、4〜5日後くらいになりそうです。 太陽は、黒点は無いままで、静かです。 STEREO AheadのCOR2カメラによる、CMEの様子。CMEの進行方向に地球があります。 (c) NASA SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。19日10時半(世界時19日1時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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