宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/10/14 08:43 更新 360km/秒付近の穏やかな太陽風が続いています。太陽も無黒点のままです。 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 速度(ACEの黄色線)は360km/秒前後と低速の状態で安定し、 磁場強度(白線)は4nTと平均的な強さが続いています。 昨日は、磁場の南北成分(赤線)が+3nTと-3nTの間でゆっくりと変化していました。 このため、南を向いた時間帯に、弱いながらもオーロラ活動が見られました。 磁場が南を向くと、太陽風磁場と地球の磁場がつながって、エネルギーの流れ込みが起こるためです。 (ただし、速度が低いので、エネルギーの流れ込みは小規模です) オーロラの活動を示すAE指数では、 200nTに届くかどうかという程度ですが、小さな変化が見られています。 アラスカのライブカメラ(Live!オーロラ)を見ていると、高感度カメラの助けによると思われますが、 そこそこのオーロラを見ることができました。 この後も、穏やかな太陽風がしばらく続くと思われます。 昨日のSOHO EIT195でよく見えていた、北極から縦に伸びる細長いコロナホールは、 今日はだいぶ西に移動しています。 この影響が明日くらいにやってくるかもしれませんが、一時的で小規模でしょう。 太陽コロナには、他に目立ったコロナホールは見られず、 10日間くらい静かに過ぎて行きそうです。 EIT195には、太陽の南東に明るい活動領域が見えています。 黒点の発生には至らず、白斑があるだけです。 太陽の活動も静かなままです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。14日8時(世界時13日23時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。太陽の南東に白斑が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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