宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 9/24 09:28 更新 2つの黒点群は残っていますが、目立った活動はありません。太陽風の密度が少なくなっています。 担当 篠原 太陽面には、1026、1027とふたつの黒点群が見えています。 昨日以降、目立った変化は無く、1027黒点群の発達もこのあたりまでの様です。 GOESのX線グラフも、強度は下がり気味で、フレアなども観測されていません。 (と書いていたら、ぎりぎりB1クラスのフレアが発生した様です) 黒点群がふたつと、久しぶりににぎやかな太陽面になっていますが、 活動としては穏やかです。 太陽風は、プラズマの密度が大きく減少しています。 ACEの密度グラフ(橙色)は、0.1の線にも点が打たれておらず、 かなり低い状態になっているようです。 この影響で、速度の値が大きくばらついています。 全体的な雰囲気から、速度は300km/秒程度に下がっている様です。 磁場強度は、2nTと弱まったままです。 磁気圏は非常に静穏です。 太陽風が低速であることや、 磁場強度が弱く、南北成分も0nT付近か北寄りになっているためです。 明日くらいまでは、穏やかな状態が続くでしょう。 26日か27日あたりから、コロナホールの影響で太陽風の速度が上昇すると思われます。 ただし、前周期は、500km/秒にやっと届いた程度の高まりで、 今回も大きくは上昇しないでしょう。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。24日8時半(世界時23日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。南半球に1026黒点群、北半球に1027黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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