宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:16)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/19 --- ---
9/18 --- ---
9/17 --- ---

黒点  9/19 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:15 376 +1.9
-2 h 383 +2.0
-4 h 386 -0.1
-6 h 394 -0.0
-8 h 398 +1.0
-10 h 405 +1.5
-12 h 411 +1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^0
9/19 0.5 8x10^0
9/18 0.6 9x10^0
9/17 0.6 8x10^0
9/16 0.6 9x10^0
9/15 0.7 9x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 9/14 14:28 太陽風の速度が380km/秒に上がっています。平均的な速度レベルに戻ったくらいです。
2009/ 9/15 09:33 400km/秒と太陽風は比較的穏やかです。明日以降、太陽風は高速風に変わりそうです。
2009/ 9/16 10:13 太陽風はやや高速になり、小規模のオーロラ活動も続いています。これから、更に速度が上がる可能性があります。
2009/ 9/17 11:12 太陽風は、400km/秒台前半の状態が続いています。高速風の到来は遅れている様です。
2009/ 9/18 10:10 450km/秒付近のやや高速の太陽風が続いています。これ以上の高速風にはならないようです。
最新のニュース

2009/ 9/19 12:16 更新
太陽風の速度は下がり始めました。1週間ほど穏やかな状態が続くでしょう。

担当 篠原

太陽風の速度は早々と低下を始め、昨夜のうちに400km/秒台を割り、
現在は380km/秒となっています。
磁場強度も、3nT前後と弱まっています。

磁気圏も静かです。
AE指数は、ほとんど変化していません。


ほとんど盛り上がらないまま、高速風帯の名残りが通り過ぎてしまいました。
この後はしばらく、穏やかな宇宙天気が続きます。

次の変化としては、27日周期の図で8月30-31日に見られる、
小さな速度の高まりでしょうか。
回帰は、9月26日頃と考えられますので、
これから1週間は静かな状態が続きそうです。


SOHOのウェブサイトは、今週末と来週末はメンテナンスのため停電だそうで、
週が明けるまで最新データは見られません(時差の関係で、火曜日まで待たされそうです)。
サイトそのものも停止しているので、今日はヨーロッパのESAのSOHOサイトを紹介します。
見られるデータは昨夜までですが、今日はこちらのページをどうぞ。

従って、今日のEIT195は昨夜の太陽です。
太陽コロナは全体的にのっぺりとしていて、コロナホールは見られません。
この左端のもう少し向こう側に、
9月26日の変化をもたらすと予想しているコロナホールがあります。


太陽は、今日も黒点はありません。
こちらも同様に、昨夜の写真です。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。18日22時半(世界時18日13時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。18日22時半(世界時18日13時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。