宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2009/ 9/22 12:46 更新 太陽風は460km/秒まで速度が上がり、現在は420km/秒に下がっています。1026黒点群が上がって来ました。 担当 篠原 昨日のニュースの後から、太陽風の磁場が南を向き、 -5〜-8nTの状態が4時間ほど続きました。 その影響で、AE指数800nTほどの中規模のオーロラ活動が発生しています。 その後、速度は460km/秒くらいまで上がったのですが、 逆に磁場強度は下がり(4nT付近)、南北成分もほとんど0nT付近に弱まってしまったため、 目立った磁気圏活動は続きませんでした。 現在の太陽風は、速度420km/秒、磁場強度4nTと、 どちらも平均的なレベルになっています。 この後も、基本的には穏やかな状態が続きそうです。 SOHO EIT195の写真が帰って来ました。 STEREO Behindeで見えていた南半球中緯度のコロナホールが、こちら側に回って来ています。 もう2日ほどで中心線に達し、 その3日後くらいから太陽風に変化が見られるという予想ができます。 また、コロナホールの向こう側には、明るい活動領域が光っています。 可視光写真では、黒点と白斑が並んで見えています。 1026黒点群です。 X線のグラフでは、B1の小さな変動がひとつありますが、特に活発な様子は見られません。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。22日12時半(世界時22日3時半)。 (c) ESA & NASA SOHOによる太陽の可視光写真。1026黒点群が上がって来ました。 (c) ESA & NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|