宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 9/18 10:10 更新 450km/秒付近のやや高速の太陽風が続いています。これ以上の高速風にはならないようです。 担当 篠原 ずるずると400km/秒台中盤の太陽風が続いています。 現在の速度は、ほぼ450km/秒です。 磁場強度は、4nT付近へと、わずかですが下がっている様に感じられます。 どうやら、しっかりとした高速風は無くなってしまった様です。 現状のやや高めという速度が、このままもう2日ほど続いて、 その後、低速風に戻って行くのではないでしょうか。 磁気圏のオーロラ活動は、小規模の変動が断続的に見られています。 結局、速度があまり高まらなかったので、全体としては地味な活動で終わりそうです。 SOHO EIT195の太陽コロナは、全体的にのっぺりとしていて、 太陽風には、しばらく目立った変化は起こりそうにありません。 その一方、数日前から太陽の向こう側に活動的な領域が発生していることが分かっています。 それは、STEREO Behindによる観測です。 今日の2枚目の太陽写真は、STERO Behindの太陽コロナ写真です。 この写真では、SOHOから見える(地球から見える)太陽の、 東側(左側)の裏側を半分ほど見ています。 SOHOで左下に見える小さい明るい点が、STEREOでは右下にあります。 すると、この写真の南東側(左下)に明るい領域が発生していて、 フレア活動らしき変動も見られていたのです。 規模から見て、黒点も発生しているのではないかと思われますが、 地球から見える様になるまで、もう3日ほど待ちましょう。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。18日9時半(世界時18日0時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) STEREO Behindによる太陽コロナ。南東(左下)に活動的な領域が発生しています。 (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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