宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 9/17 11:12 更新 太陽風は、400km/秒台前半の状態が続いています。高速風の到来は遅れている様です。 担当 篠原 太陽風は、速度が400km/秒台前半で推移しており、 特に速度が上がるような変化は見られません。 磁場強度も5nTを保っており、昨日と同じ状態が続いています。 回帰が予想されている高速風は、到来が遅れているのではないかと思います。 今日、明日くらいまでは、注目してください。 太陽風磁場の南北成分が北寄りに推移しているため、 現在の磁気圏活動は、概ね静穏です。 AE指数で400nTの小規模変動がひとつ起きていますが、 ACEのグラフを見ると、この期間は磁場が-4nTほどの南向きになっていたことが分かります。 太陽風の速度と磁場強度は、平均的なレベルを保っていますので、 今後も、磁場が南向きに振れることによって、小中規模のオーロラ活動が期待できます。 ACEの赤線の変化を見つつ、オーロラの動きに注目してはどうでしょうか。 SOHO EIT195の太陽コロナは、全体的にぼんやりと光っているだけで、 中低緯度域にコロナホールは見られません(北極に大きく見えていますが)。 高速風の回帰が通過した後は、当分穏やかな太陽風が続くでしょう。 太陽は、今日も無黒点です。 EIT195で明るくなっていた場所は、それ以上発達しませんでした。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。17日10時半(世界時17日1時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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