宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 9/14 14:28 更新 太陽風の速度が380km/秒に上がっています。平均的な速度レベルに戻ったくらいです。 担当 篠原 太陽風に変化が起こり、磁気圏もやや活動的になっています。 昨日の午後より、太陽風の磁場が、-3〜-5nTほどで連続的に南寄りになりました。 そのため、磁気圏活動が小規模ですが強まっています。 AE指数では、300〜500nTの変化が比較的長い時間続いています。 更に、今日未明の14日4時(世界時13日19時)より、太陽風の速度が上昇を始め、 300km/秒から380km/秒に高まっています。 今のところ、変化としてはたいした規模ではなく、 上昇して平均的な速度に戻ったという程度です。 速度が高まると、南向き磁場の影響はより大きくなります。 磁場の南向き傾向が今後も続くと、 磁気圏の変化はより大きくなる可能性がありますので、注意して下さい。 今後の変化ですが、磁場強度は5nTにとどまっているので、 太陽風速度が大きく上昇することはないように思います。 前周期に速度が高まったのは、もう2日ほど後のことでした。 SOHO EIT195では、縦に伸びるコロナホールは、 太陽の中央線を超えて、西側へ移動しています。 今周期も、太陽風の速度が500km/秒を超えるほどに高まるのは、 16日頃からとなるのではないでしょうか。 太陽は、今日も無黒点です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。14日10時(世界時14日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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