宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:17)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/13 --- ---
9/12 --- ---
9/11 --- ---

黒点  9/12 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:10 293 +2.6
-2 h 292 -0.5
-4 h 289 +0.3
-6 h 294 -0.4
-8 h 305 -0.9
-10 h 310 -1.0
-12 h 311 -1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -11 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^0
9/13 0.6 1x10^1
9/12 0.8 1x10^1
9/11 0.6 2x10^1
9/10 0.5 1x10^1
9/ 9 0.7 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 9/ 8 10:22 太陽風の速度は350km/秒に下がり、磁気圏もとても静かです。太陽は無黒点を続けています。
2009/ 9/ 9 09:32 太陽風は低速で、磁気圏もたいへん穏やかです。
2009/ 9/10 11:30 速度300km/sと遅い太陽風が続いています。
2009/ 9/11 15:35 300km/sと、遅い太陽風が続いています。磁気圏も静かです。
2009/ 9/12 11:30 太陽風は低速です。南向き磁場の影響で、磁気圏がやや活動的になりました。
最新のニュース

2009/ 9/13 09:17 更新
太陽風は300km/秒とかなり低速のままです。太陽も無黒点が続いています。

担当 篠原

太陽風は、速度300km/秒、磁場強度4nTと、
かなり低速で穏やかな状態が続いています。

地球の磁気圏も静穏で、
AE指数は、小さな変化が見られる程度です。


27日周期の図を参考にすると、もう3日ほど穏やかな太陽風が続きそうです。

SOHO EIT195の太陽コロナを見ると、
太陽の北極から低緯度側へ伸びている細いコロナホールが、
太陽の中心線に達しつつあります。

3日後に太陽風の変化がやってくるとすると、
このコロナホールからの影響と考えられます。

一方、昨日や一昨日の太陽コロナ写真では、
太陽の北半球低緯度付近に、かなり淡いコロナホールが見えていました。
ここからの影響はないまま、3日後を迎えるのか、
その前に、この淡い領域からの影響がやってくるのか、
やって来ても小さな変化だと思いますが、太陽風の推移に注目したいところです。


太陽は、今日も無黒点です。
9月になっても、非常に静かな状態が続いています。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。13日4時(世界時12日19時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。