宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2009/ 9/ 6 07:22 更新 太陽風の速度は400km/秒と平均的な状態です。磁気圏はとても静かです。 担当 篠原 太陽風の速度はもう一段下がって、400km/秒と平均的な速さになりました。 磁場強度は2nTと弱く、穏やかな太陽風になっています。 磁気圏活動は非常に静かです。 速度は、まだ平均的なレベルを保っていると見ることもできるのですが、 磁場強度が弱く、南北成分も0nT付近か、やや北寄りに推移しているためでしょう。 穏やかな状態は、しばらく続きます。 27日周期の図では、前周期のグラフはずっと低速です。 次に速度の乱れが発生したのは、8月20日でした。 たっぷり10日間は穏やかな状態が続きそうです。 SOHO EIT195の太陽は、全体的にのっぺりしていて、本当に静かです。 太陽も無黒点が続いています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。6日7時(世界時5日22時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|