宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 8/13 11:06 更新 穏やかな太陽風が続いています(速度360km/秒)。太陽も無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風は、速度360km/秒、磁場強度4nTと、穏やかな状態が続いています。 地球の磁気圏も静穏です。 AE指数には、小さな変化がひとつ見られるだけで、全体的には静穏です。 太陽風磁場の南北成分は、-2〜-3nTと比較的南寄りが続いているのですが、 磁気圏への影響はあまりなかったようです。 影響があったとしても規模は小さいですが、 もう少しAEが変化しても良さそうな印象です。 静かな太陽風は、来週の初め、17日くらいまで続きます。 その後、高速風帯の回帰があるかどうかです。 SOHO衛星は、この10日間ほど、地上との通信が難しくなる キーホールという位置に入っていました(英文ですが解説があります)。 そろそろ抜け出す頃だったのですが、EIT195カメラの新しい画像が公開されていました。 太陽コロナは全体的にのっぺりとしていて、 ところどころに、とても淡いコロナホールらしき筋が見られる程度です。 この写真からも、穏やかな太陽風が続くことが予想されます。 さて、今日のSOHO EIT195の写真と、 9日のニュースに掲載したSTEREO Behindのコロナ写真が、 ちょうど太陽の同じところを見ています。 両衛星を比較するよい資料なので、ぜひ並べて比べて下さい。 すると、ぼんやりしたコロナホールの分布も含めて、だいたい同じ姿をしています。 こうやって、SOHOとSTEREO Behindの類似点、相違点をチェックしておくと、 SOHOが欠測した時の補助にSTEREOを使う時や、 STEREOで4日ほど先回りのチェックを行う時に、役に立つでしょう。 太陽は、今日も無黒点とのことです。 可視光写真の更新も、そろそろ始まるでしょう。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。13日1時半(世界時12日16時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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