宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 8/ 8 10:46 更新 500km/秒付近の高速風が続いています。もうしばらく続きそうです。 担当 篠原 太陽風は、450〜500km/秒とやや高めの速度が続いています。 昨夜は下がり気味だったのですが、今朝に入って再び500km/秒へ上がっています。 磁場強度を見ると、6nTくらいの強度が続いています。 強さとしては平均的な値ですが、 高速風の終わりでは、3nT近くまで弱まっていることが多いのです。 従って、高速状態はもうしばらく続くように思われます。 磁気圏は概ね静穏ですが、 AEの図の後半に、小規模の変化が目立っています。 ACEの図で、太陽風磁場が南寄りになっていた時間帯の様です。 高速風が続けば、今後もこの程度の活動が発生する可能性があります。 実際に強まるかどうかは、太陽風磁場が南を向くか、北を向くかによって決まります。 ACEの図の速度のグラフ(黄色線)とともに、 磁場南北成分(赤線)が南向き(マイナス)になるかどうかに注目して下さい。 STEREO Behindの太陽コロナを見ると、全体的にぼんやりとしていて、 コロナホールや活動領域は見られません。 基本的には、今後の太陽風も穏やかな傾向になるでしょう。 太陽は無黒点が続いています。 とても静かです。 NOAAの番号がついた黒点を考えると、 先月上旬の1024群が最後なので、 もう1ヶ月近く目立った黒点は出ていないことになります。 (短時間の小さな黒点だと、8月30日に発生していたようです) STEREO Behindによる太陽コロナ。地球よりも3日半ほど先の太陽を見ています。8日10時(世界時8日1時) (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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