宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 8/10 10:09 更新 400km/秒の穏やかな太陽風が続いています。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒前後の穏やかな速度が続いています。 磁場強度も3-4nTと、やや弱めの状態が続いています。 磁場の南北成分を見ると、前半部に-3nTと南向きが続いた時間帯があります。 この影響で、AE指数に300〜500nTほどの小規模の変化が発生しています。 太陽風磁場の南寄り傾向が終わるとともに(図の後半)、 AE指数の変化も終わっています。 27日周期の図を見ると、今日あたりに高速風領域が回帰する可能性があります。 今のところ、ACEのデータにその気配はなく、 遅れているのか、今周期は消えてしまっているのかもしれません。 もうしばらく様子を見て下さい。 変化は、やってきても2日程度で終わるでしょう。 その後は、1週間程穏やかな太陽風が続きます。 そして、8月18日くらいから次の高速風が始まりそうです。 発生源のコロナホールが、STEREO Behindの写真の北半球東寄り(左上)に見えています。 明日には、もっとはっきりと見える様になるでしょう。 STEREO Behindは、地球よりも3日半くらい先の太陽を見ていることになります。 (現在の衛星の位置の図を2枚目に掲載します) 掲載の写真では、コロナホールは太陽の中心線に近づきつつありますが、 地球から見ると、この状態はまだ4日近く先のことです。 太陽は無黒点とのことです。 2機のSTEREOの画像を見ても、明るい領域は全くありません。 今月も無黒点の日が多くなりそうです。 STEREO Behindによる太陽コロナ。地球よりも3日半ほど先の太陽を見ています。10日9時半(世界時10日0時半) (c) NASA 現在のSTEREO衛星の位置。A衛星は地球から57度先に(4.25日遅れの太陽を)、B衛星は50度ほど後ろにいます(3.75日先の太陽を見ている)。 (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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