宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 8/ 5 10:56 更新 比較的低速の穏やかな太陽風が続いています。明日以降、速度の上昇が起きると思われます。 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 速度は、340〜380km/秒で推移していて、遅めの速度です。 磁場強度も、4nTと平均的な強度で安定しています。 太陽風磁場の南北成分を見ると、弱いながらも南寄りの傾向になっています。 そのため、AE指数では小さな変動が度々発生しています。 振幅としては200nTほどの小さなオーロラ活動です。 太陽風は、今日いっぱいは穏やかな状態で推移するでしょう。 明日以降、コロナホールの影響で、速度が上昇する可能性があります。 速度の変化に先立って、太陽風の磁場強度が強まります。 27日周期の図を見て下さい(図の時刻は世界時です)。 前周期の7月9-10日のデータで、磁場強度や速度の変化を見ることができます。 今回、コロナホールの位置が東寄りに移動しているので、 高速風の開始は遅れるかもしれません。 ACEのデータを見ながら、開始のタイミングを見つけて下さい。 高速風の規模は、今回も小規模だと思います。 太陽は、無黒点が続いているそうです。 X線のグラフは静穏で、EIT195にも活動的な領域は見られません。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。5日3時(世界時4日18時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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